FATF ブラックリストで起きたこと
何があったのかと?と思うくらい驚いたのが21日のヤンゴン。ガソリンスタンドがある周辺の道路は、ガソリンを入れる列に並ぶ車の大渋滞。友人の話では、ミャンマーの通貨が外国の通貨に対して、価値がゼロになり、輸出入ができなくなるということで、ガソリン不足に陥る懸念からの渋滞だったらしい。ただ国外のニュースにはそういう報道はなく、タイミングとしてこれか!とわかったのは、FATFが「金融活動作業部会」で、10月21日にミャンマーの資金洗浄対策の不十分が不十分だとして各国に対抗措置を求める「ブラックリスト」に載せたと発表したこと。これによりミャンマーと国外との送金など金融取引に手間やコストがかかり、経済の混乱が増すと予想されたようです。経済が悪く、ミャンマーチャットの下落もあり、金融関係の情報には敏感になっています。