衣類の輸出コロナ前の水準に
JETROが取り上げた財務省貿易統計によると、2022年1月-4月の衣類・衣類付属品のミャンマーからの輸入が、数量が、金額ともに新型コロナウイルス感染拡大以前の実績を上回ったことがわかりました。衣類などの対日輸出は、新型コロナウイルス感染拡大や2021年2月の国軍による政変の影響で、生産減少、日本からの発注の中断で低調が続いていましたが、回復したようです。このまま推移すると、同製品の通年の対日輸出額は増加に転じそうです。ミャンマーの衣料品産業にとって、欧州と日本は輸出先の1位と2位の重要な国と地域です。ミャンマーの国内産業の回復は、衣料品業界がけん引するかもしれません。