商用入国の留意点

在ミャンマー日本大使館が、4月21日付で「商用便でのミャンマーへの入国について」の留意点をまとめています。25日にはそのうち、到着前72時間以内のPCR陰性証明書に必要なRT-PCR検査方法と隔離ホテルの予約方法について、追加・訂正情報も加えています。以下の通りです。

21日公表

1.ミャンマー入国に必要な書類
(1)到着14日以上前に接種した承認済みワクチンの(2回)接種証明書
(承認済みワクチン)
 ・中国製不活化ワクチン コロナバック(シノバック)
 ・中国製不活化ワクチン シノファーム
 ・mRNAワクチン:ファイザー
 ・mRNAワクチン:モデルナ
 ・ウイルスベクターワクチン:アストラゼネカ/コビシールド
 ・ウイルスベクターワクチン:ヤンセン又はジョンソン&ジョンソン
 ・スプートニクV/スプートニクLight
 ・コバクシン
 ・ミャンコファーム(ミャンマー商業省)
 ※6歳未満の方は接種証明書は不要
 ※ヤンセン又はジョンソン&ジョンソン及びスプートニクLightは1回接種
(2)到着前72時間以内のPCR陰性証明書
 (注:救援便の場合の「出発前」ではないのでご注意ください。)
(3)Myanma Insuranceから購入したCOVID-19医療保険の加入書類
  加入等の詳細はMyanma Insuranceの以下のホームページにてご確認ください。
  https://www.mminsurance.gov.mm/
(4)マルチビザ又はシングルビザ
  商用ビザ取得にはレコメンデーションレター(関係省庁や投資委員会等の推薦状)の写しが必要です。
  新規ビザの取得方法やeビザの利用方法等については、在京ミャンマー大使館にお問合せください。
 (ご参考:在京ミャンマー大使館連絡先)
   住所:東京都品川区北品川4-8-26
   HP: http://www.myanmar-embassy-tokyo.net/
   TEL:03-3441-9291
   Email: contact@www.myanmar-embassy-tokyo.net
   Facebook: https://www.facebook.com/mynembtokyo/

2.ミャンマー入国後の施設隔離
(1)PCR検査費用
  施設隔離期間中に行われるPCR検査は自己負担となります。検査費用は指定隔離ホテルのチェックアウト時に部屋代とともに請求されます。検査費用は領収書に記載されます。
(2)指定ホテルの予約
  PCR検査の結果が出るまで指定ホテルに滞在することになります。以下のサイトから、予めご自身で予約することが必要です。
 (指定ホテル)https://tourism.gov.mm/quarantine-hotels/
(3)空港から指定ホテルまでの移動手段
  空港から指定ホテルまでは、バス等の移動手段が手配される予定です。費用は自己負担となります。
(4)指定ホテルにおける隔離期間
  指定ホテルにてPCR検査受検後、陰性であれば保健省の指示に基づき、ホテルからチェックアウトすることができます(テスト結果は概ね24時間以内に指定ホテル関係者を通じて保健当局から通知されます。)。
  COVID-19の症状がある、または、PCR検査結果が陽性の場合、症状に応じて、医療施設、又は保健省から指定されたホテルに直ちに隔離されます。延泊の場合の宿泊費についても自己負担となります。

25日追加訂正文

1 到着前72時間以内のPCR陰性証明書に必要なRT-PCR検査について
 これまで、RT-PCR検査は鼻咽頭採取検体の検査結果のみが受け付けられていましたが、今後、鼻咽頭ぬぐい液、鼻腔ぬぐい液、鼻咽頭ぬぐい液+口咽頭ぬぐい液の混合、または唾液のいずれのRT-PCR検査結果での陰性証明書でも入国が可能となりました。

2 指定ホテルの予約
 指定ホテルについては、ヤンゴン国際空港到着後に保健省により指定されますので、事前の予約は不要です。

ミャンマーは一度決まった運用方法が、明日には変更になるということが度々あります。いつも最新の情報を入手しておくことが大切です。