救急車が減る?
ミャンマーでは消防署は火災の消火だけを行います。救急車が必要な時は、救急車のボランティアサービスが頼りです。もちろん無料ですが、正直いつ来るかわからない感じです。車両はほとんどが日本の救急車の中古です。その救急車が減る可能性がでてきました。救急車の登録が厳格化されたからです。一番影響を受ける地域はヤンゴンでしょう。登録には2,000万チャット以上が必要で、多くのボランティアは登録費用を準備するのは難しい状況にあります。医療事情が周辺国と比べても著しく悪い状況に加え、救急車の台数までが大きく減ると、救命率の低下は避けられないように感じます。