ミャンマー、無許可VPN提供禁止など

ミャンマー軍評議会(SAC)は1月1日、サイバーセキュリティ法を施行しました。この法律では、VPN(仮想プライベートネットワーク)の利用や違法なオンラインギャンブルが厳しく規制され、違反者には重い罰則が科せられることになりました。

具体的には、

  • VPNの利用: 無許可でVPNサービスを提供した場合、最長6ヶ月の禁錮刑と1000万Ks(約48万円)の罰金が科せられます。
  • 違法な情報の拡散: 不適切なデジタル情報を配信、転送、販売した場合、VPNの利用と同様に重い罰則が科せられます。
  • オンラインギャンブル: オンラインギャンブルの提供者は、最長1年の禁錮刑と2000万Ks(約96万円)の罰金を科せられます。

この法律の大きな特徴は、

  • 外国人も対象: ミャンマー国外に居住するミャンマー国民もこの法律の適用対象となることです。
  • 広範囲な規制: VPNの利用だけでなく、さまざまなオンライン活動が規制の対象となる可能性があります。