セダン受験者大幅減
ミャンマーで全国一斉に行われる高校の卒業試験[セダン]が4月9日に終わりました。受験者数は約28万人で、前回から69%減った。ミャンマーでの高校卒業試験は全国一斉に同一問題で行なわれます。合格率は約30%です。日本の技能実習生の受入れ企業からすれば、直感的に高卒が欲しいと思われるようですが、なかなか難しい卒業試験故に、今後継続して高卒を受け入れられるかどうかは、微妙なところです。今年の受験者数が減った理由は、政変とコロナの影響が大きいようです。前回からというのは、2021年3月のセダン試験は、コロナで前年休校が続いたため、直近は2020年だったからです。2020年の受験者数は91万人でした。この2年間学校はほぼ休校状態だったため、今後の技能実習生の採用についても影響がでそうです。